人間関係リセット癖を治す方法

人間関係リセット癖を治す方法

発達障害当事者で、人間関係をリセットして後悔したり苦しんだりするケースが多いと聞きます。その背景として、発達障害の特性からくる「白黒思考(曖昧な関係やものごとを許さない)」や、「衝動性」が挙げられます。SNSやリアルな友人や知人との関係を、急にリセットしたくなるのです。この記事の筆者も、あまり良くないのですがリセット症候群になり後悔した過去があります。自戒も込めて、こちらの記事ではリセット防止策4つを記載していきます。

完全にリセットする前段階を作る

一つ目は完全にリセットする前段階を作るです。

例えば、SNSではブロックの前段階のミュートにしたり、ラインでは非表示にするなどして目にしないように工夫する。こうすることで、一時的に距離を取る事が出来ます。衝動的に連絡先を全てを消さないので、関係崩壊にならずに済みます。

日常生活で、完璧ではなく曖昧な状態を許すように心がける

2つ目は、日常生活で、完璧ではなく曖昧な状態を許すように心がけるです。

嫌な人や出来事があった時に、白黒思考などで急に許せなくなったり関係を断絶したくなるかもしれません。

しかし、物事を白黒で捉えるのではなく、グレーな部分も許せるようになるとリセット癖が治る可能性がありす。

例えば、疲れているときに家事を完璧にしようとしない、職場や友人関係で、少し嫌だなと感じても清濁合わせ持ってその方の良い部分にも着目するなど。

初めは難しいかも知れませんが、最初は5%くらいでも良いので意識することが大切です。そうすることで、徐々に物事のマイナス部分を受け入れるようになります。

自分も完璧な人間ではないと認識する

3つ目は、自分も完璧な人間ではないと認識することが挙げられます。

完璧な人間はいないです。自分にもどこかしら欠点があって、かつ良いところもあると自覚することで相手にも寛容になり、連絡先の削除やSNSのブロックを立ち止まれる可能性があります。

中々簡単ではないですが、日々トレーニングをする事で徐々に寛容になれます。

後悔する

最後に人間関係リセット癖の改善策として、後悔するが挙げられます。
後悔することで、リセット癖を回避できます。学習して次回は同じことをしないようにしようと思えます(体験談)。

失敗しない事が一番良いですが、実は後悔することが一番効果が高い可能性があると感じました。

実はこの記事を書いている私も、過去に2回リセットしたことがあります。

一度目は、福祉業界から無職期間を経てIT業界へ転職した時。二回目は、IT業界で働いた後に、特性と仕事内容が合わずに辞めた時です。

具体的には、一度目の福祉業界からIT業界へ転職した時は、リアルの人間関係をリセットしてしまいました。(ラインで、当時の友人や知人6割くらいをブロックし連絡を断ちました。)

その背景として、(1)IT業界への転職に否定的な人と関係を断ちたい(2)こちらを見下す態度や、一緒に居て気分が下がる人との関係を断ちたい(3)相手に全く非がないが、別の業界で挑戦するために人間関係をリセットしたいことが挙げられます。

実際にリセットした直後は後悔しなかったのですが、2〜3年後に、「あぁ、ブロックなんてしなければ良かったな」「友人や知人に嫌な思いをさせて申し訳無かったな」と、自己嫌悪に陥りました。

また、IT業界に転職後に7ヶ月ほどで会社を辞めた際は、IT業界が嫌になり、当時TwitterのIT用で運用していたアカウント自体を削除した過去があります。

失敗してばかりですが、最近は上記の対策を立ててトレーニングしている途中です。

人間関係のリセット癖に悩んでいる方の参考になれば幸いです。(一緒に頑張りましょう!)

ではまた〜🌸

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